はじめてのイベント(サークル参加編)

砲雷撃戦よーい! 三十八戦目に参加してきました。

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イベントに参加するぞの巻。

諸々あって、即売会にサークルとして参加してまいりました。

ものをかたちにするというのはとても難しいことで、自分にはとても務まるまいと思っていたのですが、多くの方々の助けによってそれが実現しました。

この場を借りて深謝いたします。

今回は、教えを頂いた方々への恩返しも兼ねて、その顛末を綴ってみたいと思います。


イベントに申し込むの巻。

5/6のイベントに対して、申込みの〆切は3/27だったと記憶しています。

申込み自体はオンラインで問題なく出来るので、特記すべき事はありません。

ただ、「イベントに合わせてモノを作る」のではなく、「モノが出来てから出すイベントを探す」という方針で動いていたため、〆切が早いC94などには間に合いませんでした。

この辺は、生粋の同人作家ではないので致し方ないところではあります。


地獄の沙汰も金次第の巻。

ともあれ、イベントにおいて最も必要なもの、それは新刊。

サークル初出展のウチにすら、中身をあまり確認しないで「新刊下さい」という方が複数いらっしゃいました。「新刊下さい」で受け取るや否やタッチアンドゴーです。プロの方でしょうか。チェック頂いただけ有り難い話ではありますが。

そんなわけで、サークルは新刊を作らねばなりません。イベントが集中するGWが近付くほどにTLに満ちる阿鼻叫喚の声。今日も地獄は通常営業のようです。

ウチはモノが出来てから申込みをしているのでそちらの心配はありませんでしたが。

逆に、大型イベント合わせの「特割」を活用することで頒価に差益還元することができて、却って有り難いくらいです。

恐ろしいことに、月が替わってなお原稿に取り組む猛者がいます。特急料金は悪魔の囁き。地獄の沙汰も金次第(CV:銀河万丈)。

今ではイベント会場、サークルスペースに印刷物を直接搬入してくれます。良い時代になったものですね。


遠征するの巻。

大規模イベントに地方から参加するのは大変です。旅費に宿泊費、滞在費用。

まあ、先んじて動いていたので手配自体はなんとかなりましたが、軒並みGW相場になっていたのには閉口しました。

LCCでの移動では、荷物を如何にコンパクトに纏めるかが鍵となります。首都圏では大概のものは手に入るので、時間と予算が許すなら現地調達なども視野に入れるといいでしょう。


設営するの巻。

無題

イベントのキモと個人的に感じたのがスペースの設営、すなわちディスプレイのレイアウト。

机上に在庫を並べるだけでは味気ないし、下手すると万引きさえされかねない恐ろしい世の中です。

そんなこんなで今回ウチが出したスペースがこんな感じ。


まず、後ろに大きなポスターを掲げるのは断念しました。スタンドの長距離輸送が絶望的。

そんなわけで、卓上スタンドにKinko'sでA3出力した紙を看板代わりとしました。

その代わりといっては何ですが、あまりない試みとして、SurfaceProの存在(右下)があります。プロモーションムービーをエンドレスで流す、一種のデジタルサイネージですね。

頒布物の陳列はまあ大丈夫だろうとたかをくくっていたら、これが意外と難物でした。

委託を一件受けたのですが、「ペーパーを配りたい」「元ネタの本を置きたい」などと店開きが始まり、気付いてみればスペースの1/3を喰われていたり。

小説サークル合同のチラシ企画に参加していたのに、そのチラシを置くスペースにも事欠く有様。

事前に実物大の布でも何でも敷いてみて、「現物合わせで」ディスプレイの予行をしておいた方がいいでしょう。

これ以上何か増えたら周囲のように多層化しないといけなくなるところだった。


イベント本番の巻。

そんなわけで本番。

慌ただしくはありましたが、多くの方々に拙作手に取って頂けました。

サークル参加してみたら、お隣が「炯眼隊」シリーズの六号(@toki_6g)先生だったり、「那智お母さんの動揺。」シリーズの乙津 恵(@kei_ototsu)先生が買いに来てくれたりで、たまげた。

打ち上げは「重巡学会」と銘打って重巡を扱うサークル関係者の懇談。楽しい一時を過ごせました。


まとめ

苦労は多く、費用は持ち出し多々。望んでそんな面倒を背負い込むのはマゾか何かかと思っていたものですが。

実際参加してみれば、同好の皆様とのプライスレスな出逢いがあります。得難い体験をさせて貰いました。

生粋の同人作家ではないので、「次」というのは全く目処が立っていないのですが、なにか良いモノが出来たら、いずれ。


お役立ち道具リスト

基本は、「ダイソーには大概のものがある」です。

ディスプレイ用のイーゼル、多層化のための組み立てラック、値札から各種資材、文房具まで。

それ以外で今回活用した道具はこちら。

あの布
テーブルクロスに収納機能を付加したアイディア製品。いわゆる「レジ裏」の収納に大活躍。
卓上スタンド
卓上の掲示に。収納のコンパクトさが魅力。ウチでは看板代わりでしたが、「お品書き」の掲示に使われる割合の方が多そう。

あの布(http://anonuno.shop-pro.jp)

卓上スタンド(https://www.amazon.co.jp/dp/B075XKXWTC/ref=pe_2107282_266464282_TE_dp_2)



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