ノートンって本当に(自主規制)
最近、ノートPCを使っていて怪現象に悩まされていました。
時間が"0秒"に来ると、高確率で作業中のウインドウがフォーカスを失います。エディタだろうがブラウザだろうがお構いなし。特にキーボードで入力中の文字を道連れにしてフォーカスを失うので、非常にストレスが溜まります。
業を煮やして犯人探し。
何か常駐モノが悪さをしているのだろうと当たりをつけ、とりあえずサービスと常駐ソフトを一つずつ殺します。しかしイマイチ特定できない。
仕方ないのでタスクマネージャでプロセスを監視し、ウインドウがフォーカスを失う瞬間にCPUを使うプロセスを探します。これもなかなか面倒でしたが、それで見つかったのがWindowsメッセンジャー。
私はMS製のお仕着せソフトは嫌いな方で、OutlookExpressやメッセンジャーなんかは環境構築の段階で存在自体を抹消しています。何でそれが復活してるのか。
その犯人がノートンでした。Norton Antivirusが、デフォルトでWindowsメッセンジャーを監視する設定になっており、監視するためにわさわざメッセンジャーを起動していたのです。時々不定期にダイヤルアップ接続ダイアログが出ていたのもこいつのせいか。余計なお世話もここに極まれりです。
Antivirusといってもワームからの防御のためにはIDEじみた機能も必要なのは解るんですが、なんでこう余計なことをするのかと。ノートンというと、昔は「ノートン・システムクラッシャー」と揶揄されるくらい根深いトラブルの根源でしたが、鬱陶しいのは変わらないようです。
とはいえ、ノーガードでのほほんとしてて地雷を踏んでも仕方ないので、外せないのも確かなんですが。やれやれ。