十六夜。
[Diary]
東は台風あるいは大型低気圧のお陰で天気が悪いようだが、こっちは悪くない。
昨日は十五夜。でもって今日は十六夜。週の仕事も済んだので、ちょっと月見と洒落込んでみた。
おもむろに焼鳥を焼き、先週土佐水銀党の浪士団を迎え撃った際の残りであるところのスコッチを一緒に提げて自宅の屋上に上がる。あとはどっかと腰を下ろして月見酒。
まともにピントが合わず、なんかノベルゲーの背景みたくなっちまった。デジタル一眼欲しいなぁ。
空気の澄んだ夜空に輝くは中秋の名月。煌々と輝く月光に照らされた千切れ雲は、渡り鳥のように次々と頭上を飛び去ってゆく。
こうやってゆったりと夜空を眺めていると、世俗のあれこれがどうでもよく思える……かと思いきや、独りというのもちと寂しい。まだまだ枯れ方が足らんということか。
とりあえず何も考えず、しばしぼけーっと月を仰いでみた夜であった。
posted by Oct.07, 2006 10:00 PM
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Comments
こういう写りもまた、趣の一つだと思いますよ
私も属するクラシックカメラ趣味者の中には、昔のレンズの写りの悪さ(滲みとか歪みとかゴーストとかボケ味とか)を愉しむ方も居られますし