Skype環境を復旧せよ
先日畏友アイダスキーとSkypeで話をしていたら、Bluetoothヘッドセットが頓死した。
何度接続しても十数秒ほどで勝手に接続を切ってしまう上、しまいには接続が通らなくなった。逆にPCから接続を試みると、ペアリングと認証は通るのに、通話ボタンをどう押してもコールに対して応答が出来ない。…なんかボタンか回路のどっちかがイっちゃってる感じ。分解してみたが一体整形の部分が多くて瑕をつけずに解体するのは至難と思われ、断念。
Skype自体、ウチではあまり稼働率が高くはなかったのだが、折角の話が中断された口惜しさも相俟って、使えなくなるとなんか気分が悪い。しかし、ヘッドセットの代わりはなく、あと一週間を野口英世一人で生き抜かねばならないので車の燃料計とチキンレースを繰り広げているような現状では、とてもじゃないがヘッドセットに出費はできない。
…ということで、先日着信音を"SATSUGAI"のCOPYに入れ替えたZERO-3でPocketPC版のSkypeを動かすことにした。
公開されたての頃ならいざ知らず、今となっては何のこともあるまい、と思ったら意外にハマる。
理由はさっぱり解らないが、PC経由でダウンロードしたCABファイルを転送しても「有効なPocket PCアプリケーションではありません。」とか云って蹴られる。仕方ないので直接ダウンロードすることに。
その段になって、今までZERO-3で無線LANの設定を全くやっていなかったのに気付いてげんなり。ネットワークの設定からかよ。
ノート用に設定していたAESが使えないので、アクセスポイントに有線接続して一度セキュリティを全部カット。MACアドレスフィルタしかないけど、背に腹は代えられず。
あーでもないこーでもないとうだうだ設定をこねくり回す事しばし、やっとこ接続を完了。Skypeのダウンロードとインストール、設定は問題なし。echo123で疎通確認。普通に通話できるようになった。あー長かった。
しかし、使ってみて思ったが、通話してると顔がタッチスクリーンを触って何か誤操作してしまいそうで不安だ。通話設定してからHOLDボタンというのも激烈に間抜けなのだが……。
とまあ、えらく締まらないながら、とりあえず目的は達成。……あ、無線のセキュリティ直さないと。ZERO-3で一番堅い設定って何だっけ。
Skypeそのものとは直接関係はないが、中途半端な話から却って妄想が膨らんだので、畏友アイダスキーの企画するところの乙式が楽しみになってきた自分がいる。一通りしか見てないからイマイチ記憶が怪しいのだが、まあ何とかなるだろう。