Jun.30, 2007

安倍ちゃん来る。

[Diary]

一国の宰相をちゃん付けかよ、とかセルフツッコミ。でもなんか威厳ないんでなぁ。

参院〆たその足でなぜか(何故だろ?本当に)ウチの近所にやってきたらしい。

「おかげで町に人がおらんのよ。石橋さん(注.市長)が動員かけとるんかねぇ」とは弁当屋のおばちゃんの弁。なんかズブズブな感じがしてイヤな気分に。

で、結局何してったかとゆーと、遊子(注.地名)の山から養殖イカダ眺めて青息吐息の一次産業についてどーたらこーたらと説明を受け、中心街に3000人くらい集めて年金どーたらと一説ぶってから参院選候補と一緒にバンザイして帰った模様。

…といっても私は本日出勤(サービスで休日出勤させられてるよーなもんで実に腹立たしい)だったもんで伝聞だけど。駅前だったらちょっと見に行くこともできたんだが、ここの駅は非電化単線のドン詰まり、昇降客など何人いるやらという状態なので演説の舞台にはまるで向かない。それでも左寄りな連中はたまに駅頭やってたりするけど(当然誰も聞いてない。そもそも歩行者すらいないのだ)。

それはそれとして、なんかつくづくセンスないなぁ、と。

ドサ周りの初日なんだからもっとインパクトのある事すればいいのに。

養殖イカダなんぞ眺めてるくらいなら、この街の社会保険事務所に抜き打ちでカチ込んでみるとかしたらどうだろう。そして自ら所長や職員を問い詰めたり、問い合わせに来てる老人を手ずから慰撫したり。ついでにその裏に建ってる職安にも顔を出して全国平均を大きく上回る失業者諸君を激励とか。こんな世界の果てまでやってきて全国的パフォーマンスの第一声を上げるんならそのくらいしてもバチは当たらないと思うぞ。どーせ陳情は放っておいても来るんだし、田舎の一次産業がワヤなのは今に始まったこっちゃないし、そっち向けのリップサービスなら街でも出来るわけで。

個人的には、どうせ幹部ならこっちに来てほしかった。そしたら会社なんか放り出して駆けつけたものをw

books.jpg
本屋に置いてあったんで買ってきた。こんな風に並べて売ってたらその本屋のNo.1のファンになったとこだが、さすがにそこまでは。
どーでもいいがマンガの方はえらく薄くて打ち切りみたいな終わり方。そーいや出版社と何かあったんだっけか?

とはいえ、当県は総裁選では安部一色だったからムリだろーけど。

元来私は与党とか保守本流とかゆー言葉にこびりついた抜き難い傲慢さが大嫌いなので与党に票を入れることはまずないんだが、野党があまりに使えないので困り果てているというのが正直なところ。

政治姿勢チェックの類では「小さな政府志向・リベラル」とか宣告されて頭にくる。合理性を追求して利権や癒着を嫌うとそうなるらしい。勘弁してくれ。私にとってはリベラル≒トンデモなんだ。

ともあれ、これから一月ばかりは田舎も政治の季節ということらしい。

ちなみに、この町は参院選の日程が変わったおかげで祭りとカチ当たらなくなって喜んでるほう。

Here are 2 Comments & 0 Trackbacks

Comments

From :crow_henmi : 2007年06月30日 19:19

小さな政府でリベラル、って、つまりあれだ。リバタリアンなのでは。それなら納得。いかにもそれらしいと思われ。

From :PsyonG : 2007年06月30日 22:53

脳味噌~ッ!!(違

リバタリアンとゆってもまたいろいろあるらしいからなぁ。政府の大小というより、単に利権漁りに伴う無駄と非効率(=腐敗)に我慢がならないだけのような気もするんだけど、どっかには当てはまるんだろうか。

いろいろ考えるうちに古典的自由主義に先祖返りしてたりして。