"March Rabbit's" Web site

いち懐中時計ユーザーの視点から、何よりも「自分が常用する」ことを基準とし、日常生活での使用を前提とした改良を続けてきました。折悪しく在庫切れに涙を呑んだ方にも、初期型を使いながら物足りなさを感じた方にも、胸を張ってその成果を示せるだけのものに仕上がったと思います。

懸案だった価格上昇も最低限に留まり、一万円を超えない範囲に収まりました。生産規模を考えれば十分以上に良心的だと言えるのではないでしょうか。頭の下がる思いです。

仕様、機能については過去の記事でご確認下さい。全ての懐中時計、全ての使用環境に適合する事を保証するものではありませんので、最終的にはご自分の判断と責任においてオーダーするか否かをご決断ください。

それでは、購入方法をご案内します。

基本的な流れは前回と同じ。鞄の専門店 ヒロセさんにメールで直接ご注文頂きます。当サイトが金銭のやりとりをする事はありませんので、流行の各種詐欺に引っかかったりしないようご注意下さい（笑）。

1. メールの送り先は鞄の専門店 ヒロセさんです。
2. 件名は厳密には定めませんが、「オリジナル懐中時計ポーチの注文」など、内容が解るものでお願いします。
3. メールには、当サイトの企画するオリジナル懐中時計ポーチの注文であることを明記の上、必ず次の点をご記入ください。

• お名前
• 連絡先
• ベルトクリップ（後述）が必要であればその旨

蛇足ながら、前回に続き、今回の企画実現にあたってもヒロセさん、シルバーレイククラブ(IKETEI)のスタッフの方々には大変お世話になりました。Webサイト発の企画とはいえ、その裏では様々な方々のご協力を頂いて成り立っています。

その意気に多少なりとも感じるものがありましたら、オーダーの際のメールの片隅、あるいは現物が届いてお気に召したら後日一言でも、お声をお寄せ頂ければ幸いです。

なお、今回はヒロセさんのご厚意により、ささやかながら特典を設けさせて頂きました。

ベルトリップの取り付け例。取り付けのコツは、思い切ってツメを目一杯起こし、一気に押し込んでしまうこと。

ご希望の方に、オプションでクリップを無料にてお付けいたします。カバン用の汎用品を転用したものですが、ベルトポーチをクリップオン方式で取り付けることができるようになります。

ただし、クリップオン方式にすると次のデメリットが発生するので、この点を理解の上、自己責任でお使い下さい。

• 後付方式のため、ベルト通しに比べて5ミリ程度、外側にオフセットされます。
• 爪の内側に滑り止めの突起があります。傷が付いて困るような高級なベルトへの使用は推奨しません。
• 着脱が簡単になる以上、外れやすくなります。体の曲がりや引っかかりによる脱落にはくれぐれもご注意下さい。

装着時のひと工夫。懐中時計の紐を一度ベルト通しに潜らせておくことで、いざという時にケースごと落下することを防げる。

不意の脱落についてはちょっとした工夫の余地があります。

懐中時計の紐をナスカンに取り付ける際、パンツのベルト通しを潜らせておくと、外れた際の保険として落下をある程度防ぐことができます。ご参考までに。

ご案内は以上です。入荷までまだ一月あまりの時間を要しますが、楽しみにお待ち下さいませ。